きたぁ〜シャマランやってくれたぜ。
アンブレイカブル、スプリットの世界観の全体像はもちろん、クライマックスにかけてのガラスが仕掛けたトリックの応酬に、とにかくやられた!やられた!の連続だった。終盤の壮絶な展開にうっかりシャマラン映画ということを忘れていた自分は、完全にひっくり返されてしまった。
ファンサービスもしっかり、開始数分で早速ダンとビーストの直接対決が描かれテンションがぶち上げられ、早々とシャマラン登場でクスッとさせられ、ヒーローへのロマンを忘れないラストも素晴らしい。
マカヴォイも前作に増して完成度が上がってると感じた。照明を争って人格がコロコロ変わる様は圧巻。S.L.ジャクソンの前半の瞬きだけで与える圧力も流石。ヒーローを論破しようとするサラポールソンのいかにも香水と自我が強そうな役どころもなかなかのもの。
しいていうなら、病院のセキュリティが甘すぎるのは如何なものか、3人を引き合わせた直後の数日くらいもっと警備厳重にするでしょうよ笑
ともあれ、基本的には大絶賛。
この流れでダンの息子あたりが覚醒して続編やらないかなとか期待してみる。