Yuri

今夜、ロマンス劇場でのYuriのレビュー・感想・評価

今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)
3.0
洋風お姫様なのに「美雪」、シンデレラ風舞踏会なのに踊ってるのは全員日本人のおじさんおばさんという世界観に違和感MAXでしたが、こういうキテレツな映画が、昔はたくさんあったよなぁと思い始めてからは、何だか微笑ましく観てました。綾瀬はるかを世間のステレオイメージに当てはめるのは、程々ウンザリしてますが、このキテレツな世界観に違和感なく存在し、物語に引き込んでいく綾瀬さんと坂口くんの実力と魅力には感心させられました(*^¬^*) この二人はもっと難役でもこなせる何気に上手い役者さんなんですよね。北村一輝さんの期待を上回る北村劇場も最高(笑)最近、マトモな役ばかりだったので、こういうの待ってました(*´∇`*) 綾瀬さんのオードリー・ヘプバーンのように色々な映画のオマージュを散りばめ、昔の日本映画の世界観にタイムスリップしたようで、映画好きなら甘めの評価をしちゃう作品だと思います。韓流的なラストの持っていき方もですが、色々ズルイ(笑)絶対泣けないと思っていたのに、二人の歳月や乗り越えてきた想いが押し寄せてきて、普通に泣きそうになっちゃいました(* ´△`*) エンドロールの二人が本当に輝いていて、これならヘプバーンの真似しても皆納得出来ると、本当に大切なものは何かと引き換えにしても手に入れる価値があるのだなぁと、二人に納得させられました(*^¬^*) 色々ツッコミどころも多かったですが、「好きな人に触れられずに生きていけるか?」という愛の難題について考えさせられる拾い物な作品でした♪
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