綾瀬はるかがやヴぁい。
そして北村一輝はもっとやヴぁい。
近年、"映画"や"舞台"そのものを題材にした作品が多くなってるけど、
こんなに多様性がありキメの細かい作品は他にない。
見せかけはファンタジックなラブコメであり、
様々な邦画や洋画のオマージュを取り入れて
古い映画の歴史や映画ファンを尊重しつつ切ない感動作に持っていくという……
とんでもない映画だと思った。
冒頭から画面に広がる景色の彩度の高いこと。
なんて色鮮やかなんだろうと思っていたらそういうことね。
綾瀬はるかさんの美しさはもう言うまでもなく。
衣装がどれも華やかで眩しい。
それが全部載ってるパンフ。一生の宝です。
北村一輝さんがやべぇのはとにかくやべえとしか言いようがない
人間の鑑。最高でした
悪役が一人もいないのにドラマ性はがっちり固く感情移入でき、
登場人物全員に人情味があり好きになれる。
様々な出来事に振り回されながらも真っ直ぐに走り続ける、
坂口健太郎さん演じる主人公の
透き通るように純粋な瞳に、涙腺が刺激される。
クライマックスの展開はまさかでした。
最初から最後まで色で泣かせる、ニクイ演出。
映画を愛する全ての人に贈る、
（早くも）今年最高のラブストーリー。
