さかす

今夜、ロマンス劇場でのさかすのネタバレレビュー・内容・結末

今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

●2018/12/17

大好きな映画の人が
スクリーンから飛び出してきた

そんなロマンティックな現象が起きて、健司は美雪に振り回される

昭和の時代のことだから
よくわかんないことあったけど、
昔の劇場ってタバコ吸って良かったんだね、びっくりした

あと同じ撮影現場で
複数の撮影するのね
他の人の声とか入らないのかね?

美雪はめっちゃ暴力的でわがままで
健司はドMかよ!って突っ込みたくなった、優しいんだね健司は

色を知らない美雪は
モノクロ映画の中にはないいろんな事に目をキラキラさせて、綾瀬はるか可愛いなぁーって思った

終盤までは
美雪と健司の恋模様が描かれてて
健司はもちろん好きだけど
美雪は人に触れると、人の温もりを感じてしまうと消えてしまうことを恐れていた
だから、近づかせないように暴力的だったのかな?

塔子さんの叶わない恋心は切ないねぇ
健司の同僚の恋も叶わないねぇ

健司があげた
ルビー?の指輪は高くなかったのだろうか

あと途中で脚本書くからって
美雪といろいろデートしてたけど
それも仕事の一貫なのですかね?

疑問点は上げればたくさんある
洋服どうしてたんだとか
お腹すくのかとかね

仲良くなって、喧嘩して、また仲良くなって…
電話ボックスのドアガラス越しのキスとか、もう悲しすぎる。
好きな人が目の前にいるのに
触れられないなんて、泣ける。

途中途中で現代に戻って
病気の健司さんと看護師さん出てくるんだけど、看護師のキャラがゆるすぎる(笑)ナースのお仕事思い出したわw

思い切り勘違いしてたんだけど
健司の夢物語がこの映画なのかと思ってたけど、そうじゃないんだね、健司が実際にしてきたことを脚本で書いての、映画化になったのね。

終盤シーン
まさかの健司は住む世界が違う美雪を、現代で共に生きようと言い、触れずにおじいちゃんになるまで過ごしてきた
美雪はもともと映画の中の人だから、年はとらないんだよね

辛かっただろうなぁ

そんで、お見舞いにくる美雪だけど、転んで立てない健司を助けるわけにいかず、周りから「冷たい子」と勘違いされる。ま
あ仕方ないよね

最後の回想シーン
2人が浜辺でハンカチを間に
手を繋いでるみたいに歩くシーンよかった

健司がもう死ぬって手前に
美雪が健司に触れるんだけど
健司の表情が嬉しそうで
やっと愛おしい人の体温を感じられて、安らかに天国に行って、美雪も消えていった

健司が死ぬ前に書き上げた
脚本のラストシーンは
大広間で健司が美雪にプロポーズするシーン!赤いバラとか、やるな健司!
そんで2人はキスをする!

もうハッピーエンドじゃないですか

涙止まりませんでした
さかす

さかす