このレビューはネタバレを含みます
自分用のメモ。
姫だけが白黒ということもあり、現実世界の鮮やかさが際立っていてとても綺麗だった。とにかく色彩の美しいこと。
姫の気高くて周りに迷惑かけまくる感じが初めはいらいらした。
でも、出てくる人に悪い人がいなくて、嫌な感じがしなかった。
姫が令嬢に対して、「あいつが辛い時触れてやってくれ」と話をするシーンがとても切なくて優しくて泣けた。自分ができないから、幸せにできないから他の人に託そうとする姿は気高く美しかった。
最後は、触れられてよかったな。
2人で一緒に、ってところもまたよいなあ。君に読む物語の感じ。
それから、最後、映画の世界でのハッピーエンドのシーンもよかった。やっぱり切なさは残るけど。タイタニックの感じ。
思いがけずいい映画だった。後半めちゃくちゃ泣けた。