冒頭の「可愛い女の子にいじめられたい願望」をくすぐる感じは嫌いじゃない。
いろいろ行ったり来たりするわけだけれども、容易にオチが読めるような内容でも相変わらず結末が読めない自分に肩を落とす。
大人になってきたのかオバさんの途上のせいか、ロマンスに浸りきれない。
彼女に向けたデザインが素晴らしいというのもあるわけだけれども、クラシックもレトロも何を着ても、しっくりと似合う綾瀬はるかは、やはり可愛い。
浸れないと言いながら、制作者の意図にしてやられる。いまの自分と重ね合わせて少し目が潤む。
なんというか下半身的に厳しそうというのが一番正直な感想。