FREDDY

カッターヘッド 真夜中の切断魔のFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

1.3

このレビューはネタバレを含みます

湖畔の別荘で殺人鬼に狙われた母娘の運命を描いたホラー作品ということで。まず言いたいのは、本作は全く面白くありませんし、「カッターヘッド 真夜中の切断魔」という邦題のセンスの無さと言いますか、要するに、タイトル詐欺です。そして本作のポスターにもある「夜になったら来る。」という謳い文句もタイトルと同様にズレを感じる。なので、スプラッター・ホラーだと勘違いして視聴をしてしまうと必ず肩透かしを食らいますし、そもそもの話をしてしまえば、内容がとにかく面白くないので、観る価値はないに等しい。駄作です。イヴォンヌ・ストラホフスキーが演じるローラが2人の娘を連れて湖畔の別荘を訪れ、そこで何者かに襲われるわけなのだが、本作の重要な鍵となっている絵本で今作の殺人鬼を『かくれんぼを得意とする闇』と例えており、勝手に"身近な恐怖"と解釈してしまったのが悪かった。深読みは厳禁ですね。深みどころか、すべてにおいて浅くて、使い古されたフォーマットに子供じみたイタズラを付け加えただけ。過激な描写どころかサブタイトルにある"切断"もない。あれだけ"かくれんぼが得意"と煽るも、結局は別荘付近に人が住んでいないだけで、昼間も行動を起こして返り討ちに。この切断しない切断魔からどうやって恐怖を感じれば良いのか理解が出来ないです。オススメはしません。次作もありそうな結末でしたが、この切断魔の過去を紡いでいただきたい。
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