ピンクと名乗る女流詩人が三人の男と順繰りに結婚してくというすげえどってことない話なんだが、傑作のなかの傑作! ルノワール+ベティカー÷2 って感じだ。三人目の男との田舎での生活と池に飛び込むシーンの美しさ!
トーメの前に見た二本の映画では、男が女の服を脱がせるのではなく、女が男の服を脱がせていたのでそこに注目して見ると、三人の男達とのベッドに入る前のやり取りが非常に面白い。
三人目の男とのベッドシーンではカットの始まりから二人とも既に脱いでおり、2人の関係性の暗示はおあずけとなる。これにはやられました。