感傷的なドキュメンタリーに拒否感を得る人が一定数いるのは理解してるけど見てから拒否してって思う。1から10まですべてが正しい訳じゃないのだろうけど、映画の前作から10年、政治家としての活動はそれよりさらに10年、これだけ費やしてる人を見るだけで愕然とするものがある。日本は政治に関する意識、驚くほど長続きしないよなって。
てゆうか、アル・ゴア氏お年を召してらっしゃって冒頭から目頭が熱くなってん……
インドのえらいひとが「150年後なら」って言ってた。そう、自分が生きてないそんな先の世界のために、自分が今嘘つきだの偽善だの言われることを受け入れる度量。元政治家ならではの手腕とも言えるけど、感服せざるを得なかったのだ。
個人的な話、まさにこの週末大雨特別警報くらった人間なので、たかが雨でも家は捨てられないってまざまざと思い知ったのです。だから彼の、地球もour homeなのだから、簡単に捨てられないぞっていうのが、どこか残っています。