★5じゃ足りない⋯！
最高としか言い様がありません。
ソーシリーズに新しい風を送り込むことで、過去作が活きるとはまさにこのこと。
シリーズで1番笑えて、色彩鮮やかな画面であるにも関わらず【1番神話的かつ1番失う物が多い作品】です。
明るいタッチでありながらも内容はシリアスに、各キャラクターをとても深く掘り下げています。
ソー、ロキ、ハルク(バナー)、ヴァルキリー全員が『何を選択するのか。何が自分の本心なのか』を探り当てる⋯それを一作品に纏め上げる手腕に驚きです。
特にソーに関しては『ヒーローとは何なのか』『自分とは何なのか』、その答えを見つける道筋が完璧ですし、そこに辿り着いたときの輝きと言ったらこれぞ！俺達のソー！と叫びたくなります。
色んな物を失って尚一層王たる魅力を得たソー。最高です。
また、何を書いてもネタバレになりそうなので割愛しますが、ロキがまた最高です。
笑いたいときも、楽しみたいときも、泣きたいときも観られる最高の映画です。
