Qことカーシク・マクハージー監督作をネトフリで3本まとめて。（他に「ブラフマン・ナーマン」と「ゲームの時間」）
「ガンドゥ」を見たときなるほど個性的だわと思っていたんだけど、他作も見てみるとしっかりカルト作家として申し分のない特徴備えてる。インドの映画作家というとグル・ダットやサタジット・レイやマニラトナムがまず出てきて、古い人ばかりで（マニラトナムは現役だけど）、現代の人いないの？ってなってる（踊る踊らないとかどうのこうの未だ言ってる日本の紹介状況ではまーしょうがないんだが）ので、こういうふうに作風が記憶に残る作家さんがどんどん紹介されてほしいところ。とはいえ傑作！と呼べるほどではなく実験しすぎてなんだかなあという感は否めないのだけど、でもこういうぶっとんだ作品が「インド映画」として受容されることで、ちょっとは「ムトゥ」の呪縛から解放されるようになるといいですよね（あ、でもべつにラジニ様の映画が嫌いなわけではありません。むしろ好き）。
