パー線さんの映画レビュー・感想・評価

パー線

パー線

祈りのもとで 脱同性愛運動がもたらしたもの(2021年製作の映画)

3.0

以前、出生前診断についてのドキュメンタリーで、キリスト教原理主義者が、その技術を「神の恩寵」と形容していたのを思い出した。そこでは障害者の生が根本的に否定されていたが、ここではジェンダーとセクシュアリ>>続きを読む

監視資本主義 デジタル社会がもたらす光と影(2020年製作の映画)

2.5

インタビュー中心のこういうのって飽きるんだよな。90分で本の一冊でも読んだ方がいいですよ。

あのコはだぁれ?(2024年製作の映画)

1.0

20年以上に渡りそのフィルモグラフィに傑作と呼ばれうるものが全く存在しないにもかかわらず、この「Jホラーの巨匠」が映画を撮り続けられているという現象に作品それ自体以上にゾッとするわけだが、実際に劇場で>>続きを読む

吸血処女イレーナ・鮮血のエクスタシー(1973年製作の映画)

1.5

ショック映画かと思いきや、モンド趣味に浸りつつのボンヤリ鑑賞に最適(!?)のソフトサイケチルアウトポルノ(????)

ってかただの洋ピンじゃねーか!!

フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

4.5

再見

恐らく映画史上はじめて「障害者の共同体」が描かれる。そして後にも先にもこんな映画はない。デヴィッド・リンチが一番継承してる。

ヒア&ゼア・こことよそ(1976年製作の映画)

4.5

すごいアジテーション映画

「資本は足し算だ、ゼロを足していく」

「生産する前に配分すべきだろう」

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

2.0

フェミニスト男性、アセクシャル、ひきこもり、レズビアン、等々、生きづらさについての語りとセイファースペース。物語の設定としてはアクチュアルだけど、いかんせん映画としての勢いが皆無で、なおかつ台詞が直接>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

4.0

大変上手な政治的ギャグ。中道リベラルが主ターゲット、という感じか。怒る人もいるだろうけど、そういう人はそもそも見ないだろうな、ってとこで。

フェーム(1980年製作の映画)

4.7

ありそうでそんなにない芸大生もの。ディスコで盛り上げときながらみんな挫折しまくるのが良い

13日の金曜日・完結編(1984年製作の映画)

3.0

この頃のスラッシャー、残酷過ぎて「痛え!」ってなるショットを全く回避しないっすね。トム・サヴィーニナイスワーク

SALAAR/サラール(2023年製作の映画)

2.0

煽りに煽るテルグ式EDMフェスで迷子、3時間さんざん煽るだけ!!話はよくわかんねえ!IMAXで是非!飽きましたけどね!

魔人ドラキュラ(1931年製作の映画)

5.0

再見
全シーン神、すごすぎる。

志村けんは顔芸含めてベラ・ルゴシの影響絶対ある!!!

ドラキュラ/デメテル号最期の航海(2023年製作の映画)

3.0

確認してみたらブラム・ストーカーの原作だとほんの数ページなのであった!ここまで膨らませるとは。
そしてこのタイプのドラキュラ造形としてはやはりムルナウをもう一回見直しときたいっす。

わたしのSEX白書 絶頂度(1976年製作の映画)

3.8

曽根中生×コスモスファクトリー、ソフトポルノにおける音楽のかけ方唯一無二では

心中天網島(1969年製作の映画)

5.0

文楽なのに冒頭からガムランぶちこんできますからね武満先生!もちろん義太夫節も挿入されるのだが、その音の抜き差しの仕方(ゴダールの影響絶対ある)含めて「ノヴェンバー・ステップス」に近い響きを纏わせる。恐>>続きを読む

ライース(2017年製作の映画)

3.3

キャー!!シャールク様よー!!

地獄曼荼羅やディル・セと同じ結末を迎えるので、シャールク様にはいずれ「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」のボリウッドリメイク主演してもらいたい。

戦国ロック 疾風の女たち(1972年製作の映画)

3.8

鏑木創(月見里太一)音楽サイコー。戦国ソフトサイケ

どーゆー話なのかはよくわからない、さすが大和屋。マッドマックスみたいな映画ってことでいいですかね