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少女ファニーと運命の旅のカントのレビュー・感想・評価

少女ファニーと運命の旅(2016年製作の映画)
3.4
フランス。ナチスから逃げるユダヤ人の少女達を描くロードムービー💡

1943年。ユダヤ人支援組織のマダム・フォーマンの館が密告された。9人の少年少女がスイスを目指す。

その中の3人の姉妹、
13才の少女ファニー。
8才の妺エリカ。
6才の妹ジョルジェット。
年上のお姉さんも居るのに、マダムからリーダーに指名されたのは、頑固者の13才の少女ファニーだった。彼女達に待ち受ける運命は。

キュートなキャストも、程よい緊張感も申し分ないけれど、脚本が退屈。

少年が野原で落とした逃走資金の札束。待て待て~😆と無邪気に紙幣をかき集める子供達が印象的。
札束は、富裕層の多いユダヤ人を象徴するエピソードか。子供への愛情か。はたまた揶揄か。
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