少女ファニーと運命の旅の作品情報・感想・評価・動画配信

「少女ファニーと運命の旅」に投稿された感想・評価

お願いだから撃たないで

とラストはさすがに祈るような気持ちでハラハラした。ただこの作品本人の自伝を基に描かれてるということでほんとはちょっと良いように盛ってんじゃねえの?なんて不謹慎な猜疑心を抱いてしまう自分が悲しい。
レオ

レオの感想・評価

-
助けてくれるフランス人もいたのか、

何日間くらいの話なんやろ
厳しい状況ながらにも子供たちの笑顔に救われた。

ファニーがんばった👏🏻🥲

画が好みでした🤩

🎥★★★★☆
一人旅

一人旅の感想・評価

5.0
ローラ・ドワイヨン監督作。

ドイツ支配下のフランスからスイスへの亡命を図るユダヤ人少年少女の逃避行を描いた実話を基にした戦争ドラマ。

イスラエル在住の実在のユダヤ人女性:ファニー・ベン=アミの自伝「ファニー 13歳の指揮官」を基に、『ピストルと少年』で知られるジャック・ドワイヨン監督を父に持つ女流監督:ローラ・ドワイヨンが映像化した戦争ドラマの良作。二次大戦時、ユダヤ人への迫害が続くナチス・ドイツ支配下のフランスから安全な地スイスを目指す9人のユダヤ人少年少女の過酷な逃避行の行方をスリリングに描いています。

数あるユダヤ物の中でも『アンネの日記』『さよなら子供たち』『マイ・リトル・ガーデン』『縞模様のパジャマの少年』のようにユダヤ人の少年少女を主人公にした作品で、頼りになる大人が近くにいない中、13歳の少女:ファニーをリーダーとする9人の少年少女が自分たちの知恵と勇気だけで危険な移動を続ける姿が映し出されます。駅のホームでドイツ兵に発見されそうになる場面や貨物列車に隠れて移動する場面、森の中で息を潜めてドイツ兵をやり過ごす場面等、少年少女を待ち受ける“命の懸かったかくれんぼ”に画面の緊張感が絶えない作りです。

大人顔負けの冷静な判断力で窮地を乗り切っていく少年少女ですが、その一方で山の小川で水飛沫を上げながら無邪気に遊ぶ彼らの姿がそれまでとは対照的なムードの中に映し出されます。戦争は大人だけでなく罪のない子供たちをも容赦なく巻き込んでいきますが、勇気と覚悟を胸に危険な旅を続ける彼らも実際にはただの子供に過ぎないのです。川で無邪気に遊ぶ姿が本来の彼らであって、戦争が子供たちに大人としての行動を強いてきた事実を改めて突きつけています。子供が子供として生きられない不自由を招くのも戦争の大きな罪悪といえるのです。
くりふ

くりふの感想・評価

3.0
【命綱は小さな足】

ジュブナイル映画ではないが、現代の子供に見せることがまずは制作動機のようですね。その点からはよかった。

後で原作者ファニーの自伝も読みましたが、日本版はジュニア向けに翻訳されており、そちらにも、子供たちに伝えたいとの意志を感じますね。そして原作と映画の差異から色々と…ナルホドでした。

現代のための視点・感覚から史実を捉え直し、子供の目線になるべく沿って構築したのかな、と感じました。これには良し悪しあるのでしょうが、本作では悪くなかったと思います。

この作風から心に残ったのは、当時はより日常的であったろう、子供に銃口を向ける行為の愚劣さ、が異様に際立つこと。そしてその先で待つ、いくら子供だろうが、助かるために最後は、自分の足で走るしかないという生々しさ。

演じる現代っ子のリアクションや、たどたどしく走る姿から、よりその恐ろしさが増してきます。

年少メンバーが逃亡しながら、何の事情もわかっていない…という脆さが物語としての緊張感を高めますが、これも現代の子供の姿と重ねてしまい、複雑な気持ちになりました。

一方で子供は子供、という姿も素直に捉えており、気持ちよい風も映画に吹き込みますね。命がけの逃亡中でも、ちょっとしたきっかけで燥ぎ出し、そのまま戯れる生命力。

主人公ファニーは、ちょっと不器用な“頑固キャラ”にチューニングされていました。原作を素直に取ると、実際はいつも自然とリーダー格になってしまう達者な子供だったようです。
映画ではそこに弱みを強めた調整も現代味かと。全体がふらつくような効果が出ています。

ファニー役の子は微妙な演技でしたが、彼女との距離を縮めてゆく少年が巧くて、よいコントラストでした。

本作が出てきたのは、歴史からの後押しもあるようですね。フランスでは、当時のヴィシー政府への実態解明と断罪、が20世紀中に落ち着き、21世紀になってからユダヤ人を助けたフランス人に光が当てられるようになったそうです。

確かに、原作自伝も1986年にイスラエルで出版されていますが、フランス語版は2011年に出ています。そこから火が着き、映画化となったようですね。

子どもたちの姿ばかりに眼を奪われてしまいますが、彼らを助けた“平均的フランス人”が居たからこそ、逃亡の旅を続けられたわけで、その点、地味ながらもしっかり見せたのが本作の価値でありましょう。

が、こうした映画を作り浸透させる意義は感じるものの、現代で近似の境遇である子供たち、への実効性からだと、実際に困っているのは、映画など見る余裕のない子供たち、なわけですけれどね…。

<2017.9.6記>
ファニー、頑張れっ!!
と心の声が叫びます。戦火のフランス、ユダヤ人の子供たちが親と離れ支援者の施設に暮らしていますが、密告者により逃亡の旅路へ。幼い集団の中、望んだわけではなくファニーがリーダーに抜擢されます。幾たびの試練を乗り越えつつ、というストーリー。
ファニーは決してリーダーの素養が溢れているわけではなく、不安におびえ、時に迷いながらも成長していく姿に心を揺さぶられます。ヴィクトールくんがまたいいんだなぁこれが。生意気にも見えたり、ママに会いたいと泣き出すかとおもったら、ファニーをしっかり支え頼もしいお兄ちゃん。モーリスくんの大胆な行動にも泣かされます。
のんchan

のんchanの感想・評価

4.0
どうしても最近は特に戦争もの🪖作品を観たくなる。
この世に起きていたあまりにも数多くの知らない闇が多過ぎる。

今作は実在されているファニー・ベン=アミ氏の自伝を基に、名匠・ジャック・ドワイヨンの娘ローラ・ドワイヨンがフィクションを加えて脚本し監督を務めた力作。
迫害に直面した、子供たちのあどけなくも切ない表情、感情を捉えていて涙なくしては観られない感動作😭

このジャケを気にしないで観ると子供たちの休暇の旅?と思えそうだけど、周りのドイツ兵が忌々しい😣

1943年フランス🇫🇷。ナチスの支配下で、ユダヤ人の子供たちは支援施設に隠れて息をひそめるように暮らしていた。ところが、その施設が密告によって見つかり、引率していた大人とはぐれてしまう。

13歳のファニーは8人の子供たちを率いることになり、逃げて、逃げての逃避行を続けることになる。行き先は自由の国・スイス🇨🇭

ナチスの追っ手が迫る中、ファニーたちは、フランス人と思われないよう、名前を全てドイツ人の仮の名前にし、行く先を訊ねられたら「林間学校」を合言葉にしていた。

それでも子供だけで飲まず食べずでの移動はどんなに苦しいものだったろう。木の実を間違えて食べてお腹を下し、死に至りそうなほどになったり😫

そんな中でも知恵を振り絞り、支え合い、成長しながら運命を切り開いていく。ラストは"あの手紙"が守り神になって...✨🤍💜


※ファニーは妹2人と共に生き延び元気に暮らしているが、両親とは未だに会えぬまま...
hoteltokyo

hoteltokyoの感想・評価

3.6
ナチス・ドイツ支配下のフランスで、山の中の林間学校に匿われていたユダヤの子どもたち。ある日、信頼していた男性からの密告により施設は閉鎖、とらわれる前に他の施設に移動しようと試みるも、周りの大人たちが次々に捕まる。知恵を振り絞り、子どもたちだけで国境を越えてスイス入りを決意する・・・そんな実話を元にした話。

ナチってるドイツ人ほど怖い人間はいない。思想による洗脳を受けた大人たちの包囲網から、ギリギリで逃げる子ども達の旅は決してファニーではない。なんと監督は『スパニッシュ・アパートメント』のセドリック・クラピッシュの奥様ローラ・ドワイヨン監督。どうりで所どころ温かみを感じるわけだ。
db

dbの感想・評価

4.5
6歳の少女「ユダヤ人をやめられないの?」

わずか13歳のユダヤ人少女がリーダーとなり、9人の子どもたちだけでナチス支配下のフランスからスイスへと過酷な逃避行を繰り広げる姿を描いた実話の感動ドラマ。

のっけから、密告された相手に対しそのことを理解していない子供が別れ際に手を振っているシーンがあったりと、切なくてやるせない場面がいくつもあった。

なかでも、6歳の妹の「私たちが悪いユダヤ人なら、ユダヤ人をやめられないの?」といった疑問が、胸に深く突き刺り抉られたような気持ちになってしまった。

作品全体を通してみると、無邪気な子供たちの微笑ましいシーンもあるので、少なからず救われた気になって見ていられたけれど…。映像としてのグロや残虐な行為が一切ない作品にも関わらず、精神的ダメージが強い一作だった。
1943年、ナチスドイツが支配するフランス

ユダヤ人児童施設から脱出して、スイスを目指したユダヤ人の引率者と子供たちがナチスの追跡を逃れるさなかに、彼はとはぐれてしまった子供たちが、13歳のファニーをリーダーに数々の難局を知恵と勇気で乗り切っていく感動の実話
>|

あなたにおすすめの記事