のり

バーフバリ 王の凱旋ののりのネタバレレビュー・内容・結末

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

5点満点。と言うよりも、もはやこれも100点あげたい。RRRは娯楽映画の最高峰と思う一方、こちらは親子2代に渡る神話の世界。ギリシャ神話にこの話あっても違和感がない。とはいえ、ストーリーは単純で、桃太郎とドラクエ3の合体みたいな話、オルテガ時代の語りが多め。
構成も素晴らしい。前半にちょうどいいくらいのコメディストーリーを挟みながらも、前後半ともに完成されすぎた登場人物ばかりの中、頼りない王族が勇者として、主人公の友として覚醒していくシーンなどを丁寧に描いておきながらの、敵の策略で主人公が命を落としてしまうストーリーとか、完璧すぎ。
嫁を守るために痴漢の首を裁判中に切り落とすとか、もうカタルシスしかない。
そしてマヒシュマティを救うため、母の願いを遂げるため、父の無念を晴らすために息子が戦う。熱い展開でしかない。
ラージャマウリ監督は、エンタメをよくわかっていらっしゃるなあ。
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