ジェイ、マヒシュマティ！！
バーフバリ！バーフバリ！バーフバリ！バーフバリ！バーフバリ、ジェイホー！
映像、物語、音楽、どれも最高に楽しい映画でした。
前半はありえねー！wってゲラゲラ笑ってましたが、船が出航したあたりからは常識は無駄だと思い知らされ、後半は目の前で起きていることを素直に受け入れてました。予告編映像にあった人間盾カタパルトとか、「あー、バーフバリなら出来るよね、うん」みたいな気持ちで見てました。
最終的には劇場の全員がマヒシュマティ国民となり、王の偉大さ・王の伝説を讃えていました。
生まれながらの王・バーフバリも最高なのですが、ほかの登場人物もめちゃめちゃ魅力的です。
目力すごいシヴァガミ様、普通の人過ぎてこの映画においては異質な存在クマラ様、声に出して読みたい名前カッタッパなどなどたくさんキャラクターはいますが、特に父バーフバリ（父も子も名前がバーフバリ）と結ばれるヒロイン・ディーヴァセーナ様が印象に残りました。
このお姫様、めちゃくちゃ強いのです。もともと武人としての素質があり、努力も怠らないため、助言もらっただけで弓矢を一度に3本放てるようになります。余談ですがこのシーン見てるとモンハンで二人で弓で狩りに行きたくなります。
そして何よりこのディーヴァセーナ様、心がとても強く気高く美しいです。曲がったこと、筋の通らないことが大嫌いで、例えどんなに位の高い相手だろうと怯まず正面から向かっていきます。超かっこいい。
女性が守られる存在ではなく、一人の人間として独立しており、老若男女問わずみんなで力を合わせ、未来を切り開いていく姿が描かれているところなんかはとても素晴らしいと思いました。
ただ、個人的にはバラーラデーヴァ様がめっちゃ好き…。バーフバリがいたら王になれないけど、バーフバリがいなかったらここまで辿り着けていなかっただろうという矛盾を抱えているところなんか本当に複雑ですごく考えさせられる。
最後に、インド映画にしてはダンスシーンが少ないなと思っていたら、かなりカットされてしまっているようで、そこだけが残念です。
