アメリカのコメディというと、
どうしても下ネタとちょいグロなものを混ぜてきますが、
この映画は、ちょいグロなものも笑えるくらいに精神状態が良いときに観ると
めっちゃ笑えます!!
映画のタイトルも、兄弟がゲーム会社にリアルゲームを申し込むのも、
おそらく、デビッドフィンチャー監督の『ゲーム』のオマージュです。
『ゲーム』のマイケルダグラスの渋い役どころを
レイチェル・マクアダムスがノリノリでコメディにして
パロディと青春、友情をかき混ぜたら、こんな感じになりました、
というような印象です。
爽やかな映画という訳ではなく、何人も人も死ぬし、
『ゲーム』とは、全く雰囲気が異なるので、ターゲット層は狭いと思いますが、
ハマるひとにはハマると思います。
特に、映画ファンならお馴染みの名前がどんどん出てくるので、
映画をいっぱい知ってる人には楽しめます。
ファイト・クラブやグリーンマイルや真実の行方や
デンゼル・ワシントンやエドワード・ノートンやリチャードギアなどの名前も
ネタとして、ポンポン飛び出してくるので、それだけで楽しいです。
笑いどころの1つになっているので、
デンゼル・ワシントンの顔写真くらいは映画鑑賞前に確認して、
本物と偽物の区別がつくようにしておきましょう。
余計に笑えるはずです。
本家の『ゲーム』は観なくても、この映画には一切、差し支えありません。
とにかく、なにが起きても、笑うぞ!と決意してから見てください。