ハセ

マーシャル 法廷を変えた男のハセのレビュー・感想・評価

3.8

チャドウィック・ボーズマンがもうこの世にいないなんて…

「戦闘機のパイロットになりたい」という女の子に、女の子なのにとか女の子だからなどと言わないマーシャルとそんなマーシャルを「あなたみたいな人がいることを娘に見せられて感謝してる」という女性がよかった。

白人女性と交われば性器を切り取られ生命の危機すらあること、寂しさを紛らわせたかった誘った側が「レイプされた」と言えば白人側に有利に働きそれを嘘に使えば他の女性の言葉の信憑性を薄めかねないこと、そしてエンドロールの「差別は存在するのだより巧妙に…」という言葉。様々な問題が現在にも繋がっている。
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