ケリー・ライカート監督のデビュー作。原題はフロリダの雑草が拡がる原野。
乾いたフロリダの風景、
カッコ悪い主人公達、
自堕落な展開、
映画を物語の消費と認識すると、本作はつまらないだろう。
でもデビュー作は作り手の表現したいものが全部込められてると思う🤔
たとえ市に使用許可料を払えなくてもゲリラ撮影で挑んだ意気込み。お金が足りなくても制作の衝動が全編にみなぎっている。
監督は「映像の力」を信じているのだ😆
全てのカットの持続時間の長さに意味を込めてる。監督とは「映像の力」を駆使して作品という世界を創造する神なのかも知れない🤔
「映像の力」とは、どんなつまらない人生の一コマでも、美意識を経由すれば、観客の心を揺り動かす素敵な映像に変換する力では?恥ずかしながらこの千本目のレビューで気付きました😅
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