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リバー・オブ・グラスのaeのレビュー・感想・評価

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)
5.0
なんの夢もないボニー&クライド。
何者にもなれず、どこにも行けず、何もできず。
自分は世界の主人公ではないし、逃げてみたところで何か変わるわけでもない。
そこに閉塞感を抱えても、打破できるほどの力量もない。

「人生は思うように進まない」「これで人生を切り開く」「1日はだらだら長いのに、1年は一瞬で過ぎるのが不思議」「娘も私と同じ道を辿るだけ?母の人生が私の運命を決めた?」「こうしてすべてを捨て去っても、見慣れた場所にいるなんて」「誰も殺してない。モーテルのゴキブリさえ殺せたのか怪しい」「殺人犯じゃなければ、何者でもない」「ロードのないロードムービー、愛のないラブストーリー、犯罪のない犯罪映画」
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