ナツミオ

ユー・ガット・メールのナツミオのレビュー・感想・評価

ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)
4.0
WOWOW録画鑑賞
【特集・恋するクリスマス!】

『 あなたで良かった!
ずっとそう願ってた‼️』

ロマコメ3部作のラストを鑑賞。
これも名作です‼️

1998年米作品
監督・脚本 ノーラ・エフロン(妹)
脚本 デリア・エフロン(姉)
音楽 ジョージ・フェントン
出演 トム・ハンクス メグ・ライアン ジーン・ステイプルトン パーカー・ポージー スティーヴ・ザーン デーブ・チャペル

(内容・WOWOW番組情報より)
ニューヨークの片隅で児童書専門店「街角の小さな本屋さん」を営むキャスリーン(ライアン)は、店のすぐ近くに大型書店チェーン“フォックス・ブックス"が出店することを知り、先行きに不安を覚えていた。そんな中、彼女はEメールを通じて知り合ったが顔も知らない友人“NY152”からの励ましを心の支えとし、敏腕で知られるフォックス社長のジョー(ハンクス)に立ち向かう決意を固める。やがてキャスリーンは親しさを増した"NY152“と実際に会う約束を交わすのだが・・・


以下ネタバレあり



オープニングからすぐにニューヨークの街角の店々が開き始める描写が活気ある街を印象づける。
すぐに主人公2人がそれぞれ出勤途上で行きつけのスタバや路上で交差するが、まだお互いを知らない。

そんな2人共それぞれ結婚はしていないがパートナーが居て、出勤後を見届けてから、いそいそとお互いからのメールを確認する場面、メグのパジャマ姿での歩き方がコミカルで笑う。
最初から展開が読めるが、途中、偶然にジョーはメールの相手がキャスリーンだと気付いてからの、彼女に惹かれて行く描写がイイ。

逆の展開でキャスリーンがジョーが相手だと気付いたら話はバッドエンドの方向に進んだかも?
と思うと脚本が良く練られていると思う。
そして小さな書店が閉店を余儀なくされてから、因縁の2人がどの様に接近していくかが見もの。

好きなシーンは、
ハンドルネーム"Shop Girl”(キャスリーン)と会う約束を、ある事情ですっぽかしてしまった"NY159”(ハンクス)が翌日メール返信をやめて部屋をウロウロ、愛犬ブリンクリーも付いて廻り、何周もしてからメールの返信を決心するところ。
返信メールを打ち出すが、何度も書き換えるところはジョーの心の変化が見て取れる。

ジョーが恋人パトリシア(ポージー)と部屋に帰るエレベーター内で故障で閉じ込められるシーンも好き。
閉じ込められた4人、エレベーター係の男と老婦人とジョー、パトリシアたち。
エレベーター係の男性が恋人との結婚を決意してジョーに話し掛ける。対比でパトリシアの嫌な性格が描写されジョーがキャスリーンを愛している事に気付くところ。

「ゴッドファーザー」のセリフが効果的に使われて、久しぶりに観てみたくなった。
「マットレスで組め」

ジョーの愛犬ブリンクリーがラストに2人を応援する様にジョーの服を引っ張るところに癒される。
お疲れ様‼️
ナツミオ

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