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ゴールデン・リバーのfmofmojimoのレビュー・感想・評価

ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)
4.0
ゴールドラッシュ時代のオレゴン州。シスター兄弟は、冷酷非道の提督の下で腕利きの殺し屋として名を知られていた。
酒飲みで粗暴な野心家の弟チャーリー・シスターと、チャーリーに付き合いつつも実は普通の幸せに憧れている兄のイーライ・シスターは、よく大喧嘩もするが翌朝にはけろっと仲直りしているような、兄弟愛と信頼関係が見て取れる二人だった。
次の殺しの標的は、提督からあるものを「盗んで」カリフォルニアに逃げている化学者ウォーム。提督の部下のジョン・モリスが追跡し、居場所を知らせるということだった。

いろいろと無くしたようだね
話は中で聞こうか

ゴールドラッシュという、現代からするとリアリティのない時代だけれど、映画から登場人物たちの熱、思惑のうごめき、生い立ち、心情、夢がひしひしと身近に感じられる。
4人の俳優たちそれぞれが、生きている人だ、と。

夜の暗さ。命の重みの差。
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