イギリス映画。
テレビ映画なのか、かなり低予算。
でも映像はしっかりしてる。
昔ローカル限定で大ヒットしたアクションヒーロー系テレビドラマの主人公が、
全てを捨てて本場のハリウッド進出に失敗。
現在では中年になって、ロンドンにはいるが、誰も使ってくれない。
そんな彼の元に故郷からのオファーが。
連続殺人事件の精神異常を患った容疑者から、主人公と話がしたいというのだ。
カムバックを狙い帰郷したわけだが、
捜査に対して灰汁の強い演技を披露する彼に、皆困り果てる。
過去の恋人やマネージャー、後輩、仕事仲間など、旧友たちと交流を深めるが、
事件は思いもよらぬ展開になって行く。
というアクション？コメディ。
元人気スターのカムバックものとして、
個性もあり、ミステリーとしてもひねりはあるが、全体的にスケールが低くて緊張感がない。
またイマイチ笑いも盛り上がりがなくて、
イギリス映画らしい生真面目なお喋りの連続。
ちょっとした空いた時間にゆったりと見るには丁度良いが、ズバ抜けて推したい要素は全くない。
俳優さんがほぼ無名だが、
ゲストにケネス・ブラナーが出てしかもハゲたりしてて驚いた。
