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「英国総督 最後の家」
「ガンジー」を見たのでこれも見とこうと思って再生したのに、前半ずっと「あれ、これ見たことある？」という違和感しかなくて不思議だった。でも結末は全く覚えてなくて、ラブロマンスに興味なかったのか途中までしか見てなかったのか、どっちだったんだろう？
マウントバッテン卿というと「ザ・クラウン」のチャールズ・ダンスや、他に見た記憶があるドキュメンタリーのイメージが強くて、ヒュー・ボネヴィルではいい人感が前面に出すぎでは？という感じだったんですけど。どうなのか。
パキスタン分離独立という事態になる経緯を、マウントバッテン卿夫妻の視点と、この宮殿のような邸宅で働くたくさんの使用人たち（当然ヒンズー教徒もムスリムも混じっていた）、特に宗教が違うために引き裂かれるカップルの視点で描いて、すごく分かりやすくなってはいたと思うんだけど。
起きた事態は本当に悲惨なものだったと思うので、出きるだけ分かりやすく救いを持たせた話にしたかったんだろうな、というのはわかった。
「ガンジー」にもチラッとマウントバッテン卿出てきたけど、この映画にも当然ガンジーが登場していて、彼の存在の特異さというか特別さ（もはやお釈迦様という感じ）（それ仏教じゃん、ですけど）はむしろイギリス人目線での方が分かりやすかったかも知れなくて合わせてみたのはよかったと思う。
