カンヌ国際映画祭のドキュメンタリー。かなり楽しみにしていたんですが、ほとんど秘蔵映像が登場せず、パルムドールを獲得したことのある監督たち何人かのインタビューが綴られます。
(スティーヴン・ソダーバーグ、ヴィム・ヴェンダース、ジェーン・カンピオンそしてマーティン・スコセッシなどなど...)
アカデミー賞のドキュメンタリーは、当時の映像をふんだんに盛り込んだものばかりで観ていてすごく楽しいのですが、それに比べるとかなり地味な印象。
時系列に沿って、どんな歩みをカンヌが辿って来たのかを確認するというよりは、上記の監督たちの受賞した時の感想を聞いたインタビューに近い感覚のドキュメンタリーでした。