物語の始まりは異様に遅く、中盤は楽しいものの、あまりにも呆気なく早く終わるエンディング。
トム・ハーディのパフォーマンスには気合が入っているし、ヴェノムとの掛け合いも確かに面白い。
ただもっとも売りであるはずの最悪かつ凶悪で脳みそをすするようなヴェノムはこの映画には存在しないし、血も一切でないため、アクションは所々なにが起きているのかわからない。
ストーリーに関してもとくに言うことは無し。
2005年あたりのダメなアメコミ映画の中に埋もれた平凡な映画という感じ。
これならヴェノムである必要はなし。