JTKの映画メモ

BPM ビート・パー・ミニットのJTKの映画メモのレビュー・感想・評価

3.8
1990年代初頭のパリ。エイズ啓蒙団体の若者たちの群像劇は、やがてエイズに侵されたショーン(美形)とナタンのゲイカップルの恋愛劇へ。死に至る病に蝕まれたショーンを健気に支えるナタン。2人の選んだ結末は、、、。
全てのキャラクターが生き生きと描写される様子はまるでドキュメンタリーのよう。
また、一般映画ギリギリの男子同士の過激な性描写に隠れゲイの私は勃起してしまいました。(笑)
ま、冗談はさておき。フランス映画なんでみなさんよく喋るんだけど、アメリカ映画みたく解説的ではないんですよね。やはり感覚でグイグイ2時間25分飽きずに観せてくれる。カンヌグランプリも納得の映画体験でした。