2時間半…長っ…!
って最初は思ってたけど、人の生き様を語るのに2時間半は全然足りない。
正直、エイズ・HIVって、多くの人が別に意識している問題ではないだろうし、映画を観ながら、現実はこんな感じなのか…!と驚かされるばかり。
同性愛の描き方もクドくない。例えば、『グレイテストショーマン』なんかは、マイノリティの押し売り感がして個人的にはあまり賛同できなかった。一方本作は、ベッドシーン等、同性愛者の関わり合いがただ欲を表現するためでなくて、生きることの尊さや愛を語るために使われてるのが素晴らしいと思った。
この作品を作る意義は大いにあったと思うし、賞を取る価値もあったと思う。