しゅぬすけ

ジュピターズ・ムーンのしゅぬすけのレビュー・感想・評価

ジュピターズ・ムーン(2017年製作の映画)
2.0
神とは何か。慈悲とは何か。許しとは何か。神に背いたら罰せられるというシステム。それに苦しむ人、その周りの人々。自責の念に駆られて苦しんでいるのに、まだ他に罰は必要なのか。宙に浮ける=天使のような超常の力を手にしたら、何かが変わるのか。自身は難民であり、父を亡くしたことは変わらない。理不尽なことは起こり得るということが現実の理屈。納得いかないから許せない。納得すれば許せるのか。天使を目の当たりにすることで、すべてを許せるのか。言語として認識するより前に…ラズロは向けていた銃を、静かに置いていた。
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