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2重螺旋の恋人のnokokoのレビュー・感想・評価

2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)
3.5
どこからどこまでを現実として受け止めればいいのかまるで分からなくなってしまった。
それは、クロエの感覚を共有していたということなのだろうか。

クロエ役のマリーヌ・ヴァクトは「17歳」でも観たことがあったが、あの時の少女的な風貌から大人の色気が出ていた。

ジェレミー・レニエの二役の演じ分けも見事だった。
ポールとルイと色気のまとい方が全く違うので、本当の双子かと思うほどに。

双子、というのが作中のパワーワードなので、それを連想させるようなモチーフが散りばめられていたように思う。
具体的な例を思い出そうとすると、サンドラの部屋に続く二階の廊下しか出てこないのでそんなになかったのかな…?そこをもう一度確認してみたい。

ただの官能映画かと思いきや、途中でサスペンスに一変し、そして最後ややグロッキーに。
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