2重螺旋の恋人の作品情報・感想・評価

2重螺旋の恋人2017年製作の映画)

L'amant double

上映日:2018年08月04日

製作国:

上映時間:107分

3.5

あらすじ

原因不明の腹痛に悩まされるクロエは、精神分析医ポールの元を訪れる。 穏やかなカウンセリングにより痛みから解放されたクロエは、ポールと恋に落ち、同居を始める。そんなある日、クロエは街でポールそっくりの男と出会う。 ルイと名乗る男はポールと双子で、しかも同じ精神分析医だという。なぜポールはルイの存在を隠しているのか?真実を突き止めるためルイの診察室に通い始めたクロエは、優しいポールと違って傲慢で…

原因不明の腹痛に悩まされるクロエは、精神分析医ポールの元を訪れる。 穏やかなカウンセリングにより痛みから解放されたクロエは、ポールと恋に落ち、同居を始める。そんなある日、クロエは街でポールそっくりの男と出会う。 ルイと名乗る男はポールと双子で、しかも同じ精神分析医だという。なぜポールはルイの存在を隠しているのか?真実を突き止めるためルイの診察室に通い始めたクロエは、優しいポールと違って傲慢で挑発的なルイに惹きつけられていく…。

「2重螺旋の恋人」に投稿された感想・評価

とろろ

とろろの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

難しい。
ラストなんとなくわかったような気にさせられてしまうんだけど、じゃあアレは?あの意味は?と後から次々疑問が出てきてよくわからなくなってしまう。
おそらくアレとかアレとかすごい意味を持ってるんだろうと思いつつ私の理解力では及びませんでしたが、映像と演出はすごかった。結局は1人?最後の猫のブローチは何?意味ありげな隣人と猫の失踪は?
彼女は罪悪感?を感じていながらその状況を楽しんでいたのか。それとも楽しんでいたのは彼女の中の姉なのか。

考えるのは楽しいんだけど、とにかく官能的でフェチを感じる映像でそれどころじゃない。
みお

みおの感想・評価

3.7
私には難しかったです。
見終わったあと、なるほどという所と、あれは??と謎の残る部分が。

階段や美術館、家の中など空間がとても綺麗だったのが印象的。

それにしても、クロエが美しい!
FUU

FUUの感想・評価

3.1

このレビューはネタバレを含みます

まぁまぁでしたけど近年稀に見る難解レベル。「??多分こういうことかお??でもじゃあアレってどういうこと?」てなってるので精神分析か心理学の先生に解説してほしい。悪夢的な感じはそりゃデビッド・リンチの方がだいぶヤバいから見易いと思う。1人の人間じゃ満たされない欲張り屋さんの話だった 。オゾン監督はなんというかちょっと変態っぽいなぁ
りょ

りょの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

クロエが美しすぎてずっと顔に見惚れてた
今年映画館で観た中でいちばん美しかった
顔はもちろんだけど、スタイルも、モデルの名残のすごい歩き方も、泣き方も全てが美しかった
あこがれるーーー
生き様がかっこいいとかそういうことじゃないし憧れの対象にするような女性としては全く描かれてないんだけど、素直に、私は性格(双子への執着的な面を除いて)も含めこんな女の人になりたいんだなぁって思った。自分を満たすための手段をちゃんと分かってて行動するからかな

やばいのは分析医の双子じゃなくてクロエだったんだ
あの双子は物理的に切り離せるのにクロエは25年間痛みを伴いつつ逃げれなかったもん、双子というものに執着するのは納得できる。
双子への執着とポールへの感情がぐじゃぐじゃになって妄想と現実がわかんなくなっちゃったんね

話としてはまあまあて感じだった
それよりも映像が好きだし、雰囲気がすき
現代美術出すのはずるい気がする。そりゃ雰囲気つくれるもん
鏡がめちゃくちゃ出てくるけどそれを最後叩き割るのはぞわぞわした

R18てほとんど見たことないんだけど、クロエが犯す側になるとこはびっくりしたけどほんとにお尻が綺麗でよかった…………


二重螺旋の恋人てタイトルめちゃくちゃおしゃれだしセンスあると思うーー
遺伝子の二重螺旋のことを言ってるのは勿論だけど、螺旋てぐるぐるに捕らえるようなイメージ感じる、クロエが螺旋の中心で捕らえられてがんじがらめみたいな


雰囲気がほんとに好きだった
オゾン好きかもしれないなーー



53
higa

higaの感想・評価

3.0
1年に1本のペースで映画を撮り続けているフランスの映画監督のフランソワ・オゾンの作品。

主人公の女性クロエは原因不明の腹痛に悩まされておりいつら内視鏡検査などをしても異常が観られない。精神的なものであると考えた彼女は精神科医のポールに診てもらうが、やがて2人は恋仲になっていく。と、ここまでは普通の恋愛映画のように見えるのだが、ポールには双子の兄で同じく精神科医のルイがあり、クロエはルイとも肉体関係を結ぶようになる。

この映画は、オゾンの前作『婚約者の友人』とは大きく異なった作品で、モノクローム映像とは抑えた表現というのを行わず、暴力的なまでのストレートな表現で描かれている。映画は時間が経過していくに連れて、まるで観ているこっち側も精神が崩壊していくような感覚になり、相手の存在に悩み苦悩し、現実との区別がつかなくなってきてしまう。まるで、ダーレン・アルノフスキーの映画を観ているのかのごとく、全てを悩ませてしまう。

映画を観終わった後、謎だけが印象に残ってしまい、結局あれは一体なんだったのだ?と疑問を残したまま出ていってしまった。

オゾンは、本作で愛やセックスを描こうとしたのではなく、精神性の崩壊について描こうとしたのではないのかと思う。しかし、彼の作品ならではの、女性を不愉快に描く作風はしっかりと忘れてはいない。
Rena

Renaの感想・評価

3.2
現実・幻想
願望なのか・・・
疑念・確執・深層心理

オゾン監督の、主人公を精神的に追い詰めるこの感覚
今回感じた心理的な抑圧は非常に恐ろしく、サスペンスを飛び越え、一部 ホラーのような印象を受けるシーンもありました。

また 謎も多く、混乱や常に引っ掛かりを感じながらの鑑賞でした。ただ 深くは触れませんが、ジャクリーン・ビセット ( 相変わらず美しい!! ) である程度着地できたように思います。

ちょっとやり過ぎに感じてしまうシーンやまさかのグロテスクな描写に若干気持ち悪くなってしまった部分もありますが、インテリアやそれらを活かした美しいカットなど、オゾン監督のセンスが光るシーンはさすがですね。

再度鑑賞し、初見時に気がつかなかったことを考察したい気持ちもありますが、しばらくはいいかな? と思ってしまう。
なかなか攻撃的 且つ 挑発的な作品でした。
MUA

MUAの感想・評価

3.6
愛した男に正反対の性格で同じ精神科医の双子兄がいた。しかも兄を執拗に隠す恋人のせいでどんどん病む元患者の主人公(女)。私は一体どーなっちゃうの?ていうか何で隠すの?みたいな話。
ぶっちゃけるとスッキリした謎解決!みたいな結論には至らない映画ですが、どこかブラックスワンや複製された男、あと鏡の使い方で言えばMAD探偵にも通じる(似ている)所がちょいちょいあり、普通に楽しめました。
あとはキーワードを拾っていけば何となく「あ、こういうことなのかな・・」みたいな。オゾン氏曰く、4回観ればわかるそうです(見過ぎ)。
個人的に恋人役(ポール)の容姿がだいぶタイプだったのとフランス語の響きの良さに惹かれて鑑賞。ヒロインのマリーヌヴァクトは過去作「17歳」で売春JKを演じましたが今作も裸と服着てるシーンの割合が半々で、もうあとはがっつりベッドシーンも数多くこなし、凄いとしか言えません。
しかし映画がエロティック寄りなので、心なしか観客の中におじさん(全然映画見なさそうな感じ)が多数居たのには「しっかり押さえてんのな〜映画情報」と妙に感心してしまった。
考察は割愛。
てぃだ

てぃだの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

OP、主人公が檻の中にいるのかと思ったら髪をカットしてもらってるだけだったり、つぎの場面で一体何が映っているのかと思いきやまさかの膣内映像でいきなりドン引きっっっっwなどなど映像マジックに酔う。久々のフランソワ・オゾン映画。うーんとても見入った。三毛猫ってオスほとんどいないのかへぇとか色々勉強になった。双子映画ないし精神分析映画はもはや描きつくされたと思っていたけどやっぱ上手い作家はそれでも魅せるのだなぁ。ヒロインが「17歳」のあの娘ってのは気づかんかった。雰囲気変わってて分かんなかった。ヒロインとダンナがペニバン嵌めてSEXしだすとこは流石にちょっとやめて欲しかったっっっっw変態映画ってことでいんだろうな、うん。
Chisato

Chisatoの感想・評価

4.0
登場人物が美男美女。
クロエがとても美しい。
クロエが働く美術館が印象的。

けっこう好きな雰囲気の映画でした。
サスペンスなのかスリラーなのか、、

フランソワオゾン監督の他の作品も観ようと思います:-)
オゾンによる「クローネンバーグXデパルマ」ハイブリッドスリラー!
なるほど、この邦題はいいですねーー!
原題は「L’mant double(二重愛人)」。いろんな意味でピッタリの邦題也。
オゾンによるセクシースリラー的な売り込みの本作ですが、ハイ、間違っておりません。セックスもスリルも満足度高い、オゾンのヌーベルサイコスリラーでございました!

◯一応ストーリー
クロエは原因不明の腹痛に悩まされ、精神分析医ポールのカウンセリングを受けることに。痛みから解放された彼女はポールと恋に落ち、一緒に暮らし始める。そんなある日、クロエは街でポールに瓜二つの男性ルイを見かける。ルイはポールと双子で、職業も同じ精神分析医だという。ポールからルイの存在を聞かされていなかったクロエは、真実を突き止めようとルイの診察室に通い始めるが、優しいポールと違って傲慢で挑発的なルイに次第に惹かれていくのだが…

見る前は「またまた大げさに〜」と勝手に勘ぐってましたが、オゾン、いつもよりネジって来ましたね〜。看板に偽りなしのセックスとスリルと謎の3重断層ミルフィーユ。
さらにさらに驚いたのが、フランス映画のトリュフこと、「アンニュイ」さに頼らない、見事な謎解きクロージャー。へーーーオゾン兄貴やるじゃん!!ちゃんと謎に答えを用意しとる。ちょっと、ちょっとだけ反則気味だけど(ここがストレートすぎちゃただのB級映画)。

さらに驚いたのが…
これって…とってもクローネンバーグ的で、さらにデ・パルマスパイスもめっちゃ効いてません??スゲー生理的嫌悪感をあおる攻め方で(クローネンバーグ)、かつ、表面的なグロテスクさもキマってる(デ・パルマっぽい)。
つまり、スリラーとして…イケてる!!!

とはいえ、安っぽい猿真似に終わってないところが、オゾン流。
映画のためならひと肌もふた肌も脱ぐ美人女優(17歳のマリーヌヴァクト!腰の肉付きがいいっすね!)を中心に、「これ本当に必要?」的なセックス要素がてんこもり!
ハイ、これから付き合うかもしれない女子は絶対につれていかない方がいいです。完全にそっち系のひとだと思われます。

そんなわけで、途中までは「最近のオゾン監督の作品みたいにセックスとスリルを勘違いした、ストーリー激薄のH映画」と思い込んでみていた自分ですが、後半の展開は目から鱗…目からトリュフ。とっても上品でなおかつ下品な、精神的ゲテモノスリラー、堪能させていただきました!
オゾン監督、いいすねーーー。最後の一撃には笑ってしまいました(笑ってるのは自分だけでした)。
ホラー、スリラー、ポルノ、双子ものジャンル好きには特にオススメします!

注意:とはいえ!フランス映画です。映画をみたあとは多少の考察ないし解釈が必要になります。超単純明快なB級スリラーとお間違えのないよう!ま、そんなことほっといてもいろいろ楽しめるんですけどね!
>|