よかったー!
想像以上によかった!
「(500)日のサマー」が20代女性のバイブル映画だとすると、この映画は30代女性のバイブル的な映画なんじゃないかしら、、、
見る前は、タイニーファニチャーやレディバードみたいなダメ女のわがままムービーかなと思っていたけど、たしかにダメ女のわがままではあるけれど、親から自立している、という点ですんなり受け入れられた気がします。
前半は、すべての状況に怒りを表す様子がいまの自分を見ているみたいで、「怒ってる人ってはたから見るとこんな滑稽なんだよな」としみじみしたり、家も家族も仕事も恋人もなくなっても、友達の家でお酒を飲んで踊れるくらい、わたしも身軽でいたいなー、などついついストーリーに自分を重ねて見てしまいました。
なにげにファッションやインテリアもいい感じで、とくに最後の朝青いニットを着てベットを眺めながら飲み物を飲んでいるシーンが、前半からは考えられないほどおだやかで心に残ります。
タイトルの若い女という最大の皮肉もすきです。あー、いい映画だった。