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若い女のskipのレビュー・感想・評価

若い女(2017年製作の映画)
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漫然とカメラに映るのは若い女だけで視覚的に刺激される情報はとくにないが、ただの事実ではない紛れもないパリであるしこの映画が頭の中をダラダラと駆け巡るにはちょうど良い。ありきたりの話はありきたる私(もしくは全てではない我々)には辛く、苦しく、魅力的であり、この容量しか許容できない私にはこのテンポだから不快もしくは快適であるのだから、例え(というよりも確かに)秀逸なフィクションでも世相をあらわすドキュメンタリーではなくてもいろいろと思い巡るには十分歳をとってしまったと自覚、イコールではないが言い換えれば自分の中にこの映画を置いておこうと思えたし、それができてしまうとフィクションとして楽しむ余裕すらある。もっともここまで書くほどになにかはまった作品というわけでもないとは書いておかないと読み返して誤解しそう。あくまで一部もしくはニュアンスね。
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