来たわ〜この感じ大好物!
開始3分でヨルゴス監督作とわかる。
独特のカメラアングル、不協和音みたいな劇伴とヨルゴス節全開。
平日中途半端な時間にも関わらず劇場は満員。この監督てファン多いのか?笑
内容はかなり単純。
過去に悲劇を経験し過ぎ心はズタボロ、肥満が原因で痛風に苦しみ、政治もザボリ気味な王女と 実質実権を掌握していた公爵夫人のもとに、1人の女性が現れその地位を奪おうとする物語。
よくある設定だが、これがなかなかに見応えのある内容に仕上がっている!特に王女役のオリビアコールマンが名演。アカデミー賞主演女優賞も納得!
そしてヨルゴス監督の独特の撮影手法が今作の世界観とベストマッチしていて映像を追いかけるだけで楽しい。
更には物語もさることながらエマストーンとレイチェルワイズが綺麗過ぎてなおずっと観てられる。
出てくるキャラが自己中ばっか、
女性陣は醜さの中に美しさが垣間見れるけど、男性陣は意図的過ぎるほどに徹底的に気持ち悪い。笑
ほんとロクなやつ出てこねぇ……
人間の業 特盛りの作品でございました。