わりと胸くそ系映画だったけど、私は嫌いじゃなかった。
何よりテーマが良い。
芸術という「社会問題を表面化させる」役割を担っている人でさえ、結局自分の人生の範囲内の事件が一番大事で。例えば、自分のスマホがなくなるとか。
最初のスリ事件は華麗すぎて笑っちゃったけど、叫んでた女の人とかあとから考えれば相当イラつくw
そして後半に出てくる男の子もまた、かわいそうながら絶妙にイラッとさせてくる。
結局クリスチャンが罪悪感を感じていたのはとても良かったし、彼の心の変化によって、親子の関係性が変わっていく様子が見てとれたのが、とてもよかった。
広告業界が、ファッションから、提案のノリから、すべて万国共通なんだなー（笑）っていうのがちょっと笑ってしまった
でもエリザベス・モスとのシーン長かったわりにはなんで出てきたのかよく分からなかったし、なによりチンパンジーと暮らしていたのがよく分からなすぎた。。。なぜ？笑
そしてそれと関係してるのか、サルおじさんのパフォーマンスが強烈すぎた。。。え？どゆこと？？？あのおじさんはガチでサルが乗り移っちゃっててコントロールきかないの？？ちょっと恐怖すぎてなかなかトラウマw
ってことで、難解なわけじゃないんだけど謎シーンが多すぎて、誰か教えてw
追記:皆さんのレビュー読んで、サルおじさんのシーンは、いつまで見て見ぬふりができますか？の極端な例だったのか、と分かって、なるほどってなった。でもあの場を結局どうおさめたのか、クリスチャンが言ってもパフォーマンスをやめなかったのに、あのあとサルおじさんは静止されたのだろうか？ってところが依然気になる。
