やん

ナチュラルウーマンのやんのレビュー・感想・評価

ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)
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彼女自身も
その姿・表情も素晴らしかったが、

画面のシンメトリーへの意識や、同じ構図の重なりでフレームを作ることに、
撮影・監督の強い意志を感じ
物語を介さず、思想とか想いを投げつけてくる感覚がした。
そういったものが
私がこの映画の彼女とまっさらな場所で出逢うことをさせてくれなかった。

ラストシーン、
黒い服にみをまとった彼女と彼女の歌とあえた。でもわたしの心は置いてけぼりのままだった。
やん

やん