2024年36本目
どんな名優のヘテロセクシャルが演じても、このトランスジェンダー自ら演じる事でこの説得力。
もし、この作品がずっと先に世に出ていたのなら、いつだったか女性が演じた別の映画があった…
彼氏の家族と、理解者気取りの女刑事が胸糞で…
マリーナは、ただオルランドに最後の“さよなら”を言いたかっただけなのに…
彼女の想い、心の強さ、内面からくる美しさが、そのまんま伝わってきて……
憤りを抑えながら日を開けて二度、鑑賞した。
恋人を失った哀しみにくれるまもなく、次々に心無い現実を突きつけられるマリーナ。
彼女はしなやかな柳のように強い。
私なら投げやりになったり、自分を哀れんだ…
トランスジェンダーということはおいておくと、黙ってて、爆発という感じでも、だからと言って飲み込むわけでもないような理解するのも難しく、なかなか周囲に気持ちが伝わりにくいタイプの人
それだけずっと苦労…
美しさとは何かと思うときの、美しさをみつめるまなざしの距離と、人の尊厳を生きようとするときの距離とは、ナチュラルという言葉と響き合いながら、アイロニカルな何かを物語ることになる。またそれは、本当にナ…
>>続きを読む実際にトランスジェンダーの女優さんが、演じる作品。
差別や偏見と戦う主人公。
自分らしく生きることは難しいけど大切であることを教えてくれる作品。
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クラブで働くトランスジェンダーのマリーナ。
ボ…
愛する人の最期を見送りたいだけなのに、警察を含め、遺族から酷い仕打ちを受けるマリーナ。
それでも気高く前を向いて歩き始める彼女が最後に『Ombra mai fu』を歌うシーンで、オルランドへの愛が…
自分の尊厳を当たり前のように踏み躙られて耐えるしかない主人には、なんで言っててやらないの!て思うけど、そうじゃないとさらに事はややこしくなる。変人扱いされる。
ただ、映画じゃないリアルに生きる少数派…
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