『枯れた涙』
滝は、いやしくもスクリーンを埋め尽くすような迫力と大泣きしている映像にグラデーションする。
マリーナ。
世間一般的には、揺れ動く性別という意識による選別に差別が生じる。
1人の愛する人を失った。
それを世間がマリーナに疑いの目。
ほぼ、決めつけの姿勢を送る。
マリーナ、なぜ泣かないのか。
車で拉致され、テープで顔に巻きつけられる。
車から追い出された時に
壁には犬の絵。
なぜ泣かないのか。
マリーナはきっと世間による無機的な選別に怒りを感じていたのだと思う。
「私は女だとか、男とかそういう選別しないで。私はマリーナという1人の人間なの」と
マリーナの鋭い目からメッセージが私の心から湧き上がる。
最後のマリーナが歌うシーンがあります。
その時のマリーナは本当に美しい。
その歌声に惚れます。