どんなに頑張っても、望んでも、その人はその人にしかなれない。その人でしかない。
人は人と違って当たり前なのに、何で人と違うことを怖がるんだろう。何でそれを嘆くんだろう。
誰だってミスターロンリーで有り得るということ。"普通"って何だろう？
この作品で登場人物たちは自分のなりたい人物として生きているのに、哀しみを常に纏ってる。その哀愁が映像に表れてて美しいと思った。
「空にある星は毎晩死んで、毎朝生まれ変わってる。そして輝ける夜を待っている。」みたいな酔っぱらいのセリフが好き。
シスターたちのくだりはなんだったんだか良く分からず……ちょっと怖かった。
DVD
