ミスター・ロンリーの作品情報・感想・評価

「ミスター・ロンリー」に投稿された感想・評価

ヒルコ

ヒルコの感想・評価

2.7
なんて言うか、その終わりにするならこの映画作らなくて良くない?と思ってしまったけれども、でも全然、なんだろ、思ったよりまとまってたし、悪くはなかったし、俳優も良かったし、でもなんだろう、消化不良なんだよね・・・そういう作品ってのはわかってるけどね!
ハーモニー・コリンの映画は、いわゆる普通の人っていうのはあまり出てこなくて、それが映画的といえばそうなんだけど。
やはり彼の映画のキーワードは 孤独 であるような気が自分はしている。

何かを演じることによって、気持ちが大胆になったりすることって、あると思う。それがまた本音が言いやすかったりもするしね。音楽もよかったな。

この映画、ドニ・ラヴァンとか、レオス・カラックスとか出ていて、
それだけでも胸がざわざわしてくる。
mtmt

mtmtの感想・評価

3.7
脇の出演者がやけに濃い作品。マイケル・ジャクソンのモノマネ芸人が主人公。マリリン・モンローをはじめ共同生活をする芸人達、スカイダイビングで奇跡を起こすシスター、疫病にかかり殺処分される羊。ハーモニー・コリン監督らしく雑然とした構成。感じられたのは人生に対する監督の概念。その感覚にはすごく同調した。
fmofmojimo

fmofmojimoの感想・評価

3.2
man in the miller
「自分のいい面を見つけるより 他人を真似する方が楽だ」
マイケルのモノマネをする彼はパリにいるがフランス語も話せず居場所のなさを感じていた。老人ホームでのショーで出会ったマリリンに誘われ、スイスにあるモノマネの人たちが集まる家に行くことにする。

「神様どうかわたしを死なせないでください」
小型飛行機に乗り、村に食料を投下しに行ったシスターのうち一人が誤って落ちてしまう。落下するなかで、彼女は神に祈る。

自分の生き方に悩むマイケルたちと、疑うことなく信仰に生きるシスターたち。

ちょっと遅くきた思春期のような映画。
モノマネの人格を自分と同一化することで、自我から目を背けたような人たち。
絵としてはコメディやけど、始終どこか暗い。
普通の人のように振る舞えないと悩むことは誰にでも、ある気がする。そのなかで、孤独に、けれども「普通の」人々のなかで、生きていく。
shiori

shioriの感想・評価

4.1
“人生が私には苦しすぎた うまく振る舞えなくて” シスター達の狂いじみた映像にも魅せられます
2013.8.27/
まさかこれをTVで観られるなんて!!うれしい。自分として生きていくのってむずかしいんだよ。みんなどうやってやってるんだろう。スタートは同じだったはずなのに。いつも不思議におもう。ラストのマイケルはこれからちゃんと暮らせて行けるのかな。とても心配。あいかわらずシスター達のいかれっぷりは健在でした。
まめ

まめの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

なんでクリップしてたのか思い出せない。
多分タイトルだと思う。

冒頭、ボビーウィントンの曲が頭に残る。
孤独な作業の時の脳内BGMとして覚えておく。

売れない芸人の共同体生活、なんとなくカルト村を思い出す。
批判的な意味合いではなくて
同じことをしている人たちが集まって半農になるって、
社会のシステムの中へうまく入ってけなかったら必然なんじゃないかなぁと。
(まあその共同体だって周囲とうまくやっていけなければ、ショーにお客が入らない…みたいな事になるわけで。なんかうまく言えないけど。そして彼らは単純に芸がちょっと…?いや、大分…?だし。)

孤独とはなんだ。
みたいなつもりで最後まで真面目にみてたらもうちょっと考えたのかもしれないけど、
スコットランドに来るまでの展開で飽きてしまったので結構流しみてしまった。

風景綺麗。
古っぽいトーンの空色が結構よかったんだけど
見終わるとその嘘っぽさ?がなんか怖くなってくる。

I can make thing better for whileの歌詞で
しっとりと前向きに終わるやつか、と思ったら

最後めっちゃシスターたち亡くなってるし。

どこかで登場人物同士として交わるのかと思ってたら違うんですね…

なんとなく、ちょっと重たくってしんどかった。



関係ないけど曲名確認するのに映画タイトルでググってwikiをみたら、
ボビーウィントンの曲が真っ先に出てきた後、ほかの項目が

・2008年公開の映画については「ミスター・ロンリー (映画)」をご覧ください。
・毎日放送のクイズ番組については「クイズMr.ロンリー」をご覧ください。
・玉置浩二の12枚目のシングルについては「MR.LONELY」をご覧ください。

ってなってて、玉置浩二のオチっぽさにちょっと笑った。
どうやって生活しているのかわからない集団へのツッコミどころは満載だが、他人になりきり、ひたすら現実逃避することでしか生きられない人々の痛々しさがひしひしと伝わってきて辛くなる。映像は現実感が無くひたすら綺麗だが、妄想の世界に生きる彼らの表舞台の美しい絵面に対比するように、ふと現実の素顔を見せる時の凄まじいほどの孤独感や醜悪さにどきりとさせられた。
ちよめ

ちよめの感想・評価

3.5
ボビー・ヴィントン、エイコンの曲が共に好きで気になっていたので。
途中から夢と現実の間みたいな、うたた寝状態で観てしまったのが変に良かった
音と音楽の使い方が心地良い
プ

プの感想・評価

4.1
物語とは直接交わりのない最後の詩のナレーションと映像が忘れられない。
のぶ

のぶの感想・評価

3.5
僕もヘビーメタルを聴いて頭を振ってるときだけ別人になれた気がした
でも現実の僕は何者にもなれなかった

マイケル「自分に違和感を感じている、いまよりカッコいい顔になって、生きる目的がほしい自分を見つめるより、他人のいい面を真似るほうが楽だ」
「年をとるから死ぬんじゃない、永遠に生きるには、子供になることです」

マリリン「ときどき貴方のことがチャップリンよりヒトラーに見える」

マイケル「感じ方がいつも人と違う、怒りを覚えるわけじゃないそれが現実なんだ、孤独な
異星人のように感じて人生の大半を過ごしたのは間違いない、世の中で普通と思われていることが理解できなかった、人が笑うときも笑えない自分がいる」

チャップリン「糞政府、糞官僚・・・俺の人生など無意味だ」

マイケル「世の中のスピードが僕には早すぎる」

司祭「この国は疲弊しきっている、私たちは何の手段も持たずここに捨てられた、場末のバーの外に吐かれたゲロのようだ、理解する力も、愛という意識も消えてしまった、この地で生き延びるには獣にならねばならない、文化とか理解など考えてはならぬ・・・略
ほんの少しの信仰で長い道が開かれる」

リンカーン「今から87年前、我らの祖先はこの大陸に、国民は平等であるという主張のもとに、自由のうちに新たな国を生み出しました爆笑」

マリリン「人生が苦しくて、うまく振るえなかったの」

マイケル「いたるところ災いだらけ、どこも病んだ世界、誰もが闇や影の部分から、目を逸らそうとしてる、いずれ闇はやってくる、逃げも隠れもできない、僕はむしろ受け入れたい、群衆の中で孤独でいたい、全てが幻影なんだ夢なんだ」

信仰心を乗せた飛行機が無残に墜落する
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