ミスター・ロンリーの作品情報・感想・評価

「ミスター・ロンリー」に投稿された感想・評価

「ミスター・ロンリー」をバックにミニバイクで走るマイケルをスローモーションで捉えるオープニングが良い。美しいロケーションと素晴らしい撮影でなりきり芸人達の何とも不思議な共同生活を写しとる。何じゃそりゃって編集もワクワクさせられた。マイケルとマリリン・モンローは特になりきってる人間に入り込んでるので辛そう。世間のどこにも属せていないと感じている人々。

大好きな人たち集めてみましたみたいなキャスト。ドニ・ラヴァンとカラックス出しちゃうんだもんな。
ヘルツォークとシスター達の件は正直よう分からんかった。
リ

リの感想・評価

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落とされて落とされて、光が差し込んだと思ったらすぐにまた落ちてしまって、最後の最後についにどん底まで落とされた気分…這い上がれない
心に残るというか忘れられない絶望感…違う意味でいいものをみた
miq

miqの感想・評価

2.5
うっつ鬱する。
いろんなネガ感情が増幅されていった。
こう言うの見てわかったような気になるのも嫌。嫌い。

スコットランドに向かうマイケルが、
出て行く部屋に家具にありがとうって言うシーンは好き。
おそらく皆が何者かになりたくて、誰かの真似をしたり、同じような境遇の人々と寄り添ったりして、自己実現を果たそうとする。しかしそれは幻想でしかないのだ、と強く語りかけてくる。物語は極端だが、孤独を選ぶか死を選ぶかという究極的な命題は、現実そのものを反映している。

このレビューはネタバレを含みます

憧れと熱狂…

何かに縋ることや、誰かの人生を生きることは一見気軽かもしれないが…その実、自我から離れ、乖離した基の”わたし”が表層の”誰か”やフィジカルに影響がでてしまう。

突拍子もないキャラクターたちをドキュメンタリックなカットたちで撮る不思議なバランスはハーモニー・コリンらしさだなと。
やたら暗い。
ドン底から好転するかと見せかけて、必要以上に落とされる映画です。
強烈に記憶に残る映画です。
周りとちょっと違っていると思っているマイケル(ディエゴ・ルナ)。見えるものも感じ方も細やかで繊細。競争が嫌いで世の中の速さについていけない。そんな自分を好きになれなくてマイケル・ジャクソンのモノマネで暮らしている。同じくマリリン(サマンサ・モートン)に出会い、モノマネ芸人達の夢のようなコミュニティで暮らすことになる。

山奥の湖畔にはローマ法王(ジェームズ・フォックス)、エリザベス女王、リンカーン、マドンナ、チャップリン(ドニ・ラヴァン)、ジェイムス・ディーン、赤ずきん、サミーデイビス・ジュニア等の多彩な芸人が成りきって暮らしていた。

美しい風景の中の古城。白昼夢のようであり、優しい時間。他人に成りきっても得られないものがあることに気づくけど、成りきりの自分も否定しない。

誰の価値観も存在もジャッジしなくて、そのまま全部を受け止めている作品。悲しくて優しい。

ヘルツォーク、カラックス監督が特別主演している。
ヘルツォーク監督が神父として、シスター達にスカイダイビングの奇跡を煽るエピソードは見もの。
レオス・カラックスはマイケルの辛口の叔父さん役。

ディエゴ・ルナが髪伸ばしてメイクして帽子を被っている姿が、日本のある芸人さんと重なった。顔立ち、話し方、話す内容、佇まい、髪型、服装、演技、全てが似ている。ディエゴ・ルナ演じるマイケルへのリスペクトなのかもとちらっと思った。

音楽の選択も、映像もセンスよかった。
一人旅

一人旅の感想・評価

5.0
ハーモニー・コリン監督作。

弱冠19歳の時に脚本を書いた『KIDS/キッズ』(95)で注目され、『ガンモ』(97)で長編デビューを飾った鬼才:ハーモニー・コリン監督による風変りな人間ドラマで、有名人になりきって生きる人々の関わりを独特のタッチ&映像で映し出しています。

マイケル・ジャクソンの物まねをしている主人公の青年(ディエゴ・ルナ)が、マリリン・モンローになりきって生きているヒロイン(サマンサ・モートン)に誘われて、スコットランドの古城で他の物まね芸人達と一緒に共同生活を始める―という一風変わった群像ドラマで、マイケル・ジャクソンとマリリン・モンロー以外に、チャップリン、リンカーン、ジェームズ・ディーン、マドンナ、ローマ法王、エリザベス女王…と活躍した分野も時代も多種多様な世界の有名人達になりきって生きる個性豊かな人々が登場します。

自然に囲まれた古城とその周辺に舞台を限定して、他人の真似をして生きている人々が織りなす哀歓の日常を淡々と描きながら、彼らの目標である「地上最大のショー」を成功させるべく一丸となって奮闘する様子を映し出しています。

そして、他人の真似をするという“気楽&無思考”な生き方に埋没していた青年が、人妻であるヒロインとの許されない恋や他の物まね仲間達との関わり合いを通じて、本当の自分を模索する道を選び取っていくまでの過程を見つめた“自分発見ストーリー”となっていて、彼ら物まね芸人達は、何かしらの殻を被って生きている私たち観客自身を投影した存在なのであります。

貧困の村に物資を投下する活動をしている神父役はヴェルナー・ヘルツォーク監督。主人公のマネージャー役はレオス・カラックス監督で、同監督によるアレックス三部作(『ボーイ・ミーツ・ガール』(83)、『汚れた血』(86)、『ポンヌフの恋人』(91))で主人公アレックスを演じたドニ・ラヴァンが本作ではヒロインの夫を演じています。
希望

希望の感想・評価

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自意識を描いていて、その人らしさって何だろうと
ファンタジー風に見えるのは、こせいてきでキャラ立ちした人物と空間設定
スニフ

スニフの感想・評価

3.5
マイケルジャクソンの物真似で生計を立ててる主人公
自分ではない誰かになる事でしか価値を見出せない人々とそれとは別に進んでいくシスターたちの不思議な信仰の力
山での優しい時間と残酷な現実

チャップリン役のドニラヴァンとレオスカラックス ハーモニーコリンとのつながりが良き
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