こういう人の一代記を映画にするって本当難しいよね。ただ時系列を追って、その時にあったインパクトある事柄を見せていく、それはそれでシナリオ段階では面白く見えるのかもしれない。しかし実際に映画で観ると、特に圧倒的な事件(お母さんの心中を超えるような)があるわけでもなく何か同じような件ばかり見せられてる感じで凄く長く感じました。
イーストウッドみたくもう少し「何を見せるのか、どう見せるのか」を考えた方が良かったんじゃないかな。
とはいえ、昭和の香りにどっぷり浸かれて気持ちよかったのも事実。昔よく嗅いだあのエロ本の匂いがプンプン蘇ってきました。
後、みんなメガネが曇ってたねえ。
