素敵なダイナマイトスキャンダルの作品情報・感想・評価

「素敵なダイナマイトスキャンダル」に投稿された感想・評価

toshn

toshnの感想・評価

3.3
初の富永監督作品鑑賞。
昭和の高度成長期のカオスぶりが良く描写されてます。行き当たりばったりで反省しないとこがいい。
Emiii

Emiiiの感想・評価

3.0
母親がダイナマイトで自殺したエロ編集長末井氏の伝記もの。
イラストレーターのデザイン学校へ通うことから始まった。
キャバレーの看板を描きらそれが評判になりエロ雑誌を創刊することなる。
警察の調査対象になったり、また新しい雑誌を立ち上げたり。
魅力的な女性だと思って近づき、カラダの関係を持ったら、後になってその女性がキチガイな人へと変貌していたり・・・。


あっちゃんのファンで観たが内容については・・・。
事実を基に描かれたフィクションだからとても面白いわけではない。現実はそんなもの。
尾野真千子さんの歌声、初めて聴く。
内容が内容だけに、観る人を選びます。
恋人と観たとしても観たあとは・・・ね。流れになるのが予想できる。
べりす

べりすの感想・評価

3.2
最後よくわからん!w
下品ーw
でもちょいちょい笑えた!!!
でもデザイナーというアーティスティックなところから切り込んでみたり、結局煩悩に翻弄されたり。
どんなお仕事も大変だと思うし、どんなデザインをやっていても立派なデザイナーだと思う、途中カメラや編集長にまでなってたけどww

あっちゃんすごいな、なんかいつ見てもすごい役柄引き受けてるw
iorisuzuki

iorisuzukiの感想・評価

3.4
よく撮ったねぇ。
ミートゥー時代に。あえて撮る。問題提起はあるようでないのかな。よくわからん。

前田敦子なんかいいね。

ダイナマイト母さんの思い出を愛のコリーダ的純文学性に昇華しようとしてる気配。お母さんの話はお母さんの話として映画にしたらよいのでは。
冨永作品、随分前に『パビリオン山椒魚』を観たもののよく分からなくて、吾輩にはまだ早いのか…と落胆したものですが、それから随分経って『ROLLING 』を観た時には「あああ、好きっ!」ってなっていたのだった。これは吾輩の成長の賜物…では無く、冨永監督のキャパシティと吾輩のフラフラした脚取りにクロスするポイントがあったというだけなのだろう。そう簡単に成長などしない。

それで今作、『素敵なダイナマイトスキャンダル』で有りますが、これがもうずーっと面白い!!!最高だ!!!

実在で、現在も活躍中の作家・名編集者の末井昭の同名エッセイを元に、彼の波乱に富んだ半生を映画化した素敵で殺傷力高めで破廉恥な作品です。

まだ昭氏が幼い頃に、母は隣家の息子と不倫の末に、ダイナマイトで自殺🤡。
青年期、昭はドカーンと実家を飛び出して大阪の工場→父の働く川崎の工場と職場を転々。デザイン学校に通い、下宿先の女の子と同棲するようになる頃にはキャバレーの看板描き→エロ本の捨てカット描きから、遂には立派なエロ本編集者になり上が(?)っていきます。
昭和のカルチャー史の中で、エロ本が物凄く重要なポジションを担っていた時代があった、となんとなく知識では知っておりますが、しかし末井昭さんのことは存じませんでした。寡聞!
“ある程度エロが機能してさえいれば後は何をしても良い”という歪んだ認識のもと、“何をしても”の部分が暴走、アングラ化して今のサブカルの源流の一つになった、と認識しておりまして、でもエロ本業界から末井さんが生まれたのと、成人映画から黒沢清などの才能が生まれたのとは、まあまあ似てそうでやっぱりだいぶ非なる構造ですね。なにしろ例えば黒沢清監督は本当の表現を見つけ、世界のニュー・クロサワになった。でも末井昭さんの場合は、結局自分が何をしたかったのかが…。やりたい放題の“写真時代”は飛ぶように売れた。売れに売れまくってやりたい事より先に成功の方が来ちゃった。これでは眼鏡が曇ってしまう。野生の勘が鈍ってしまう。
若い娘に言い寄り、いざ結ばれるとそのうち放り出してしまう(メンヘラ製造機。fuck!)。情熱を注いで作ったエロ本がポシャると、全く無関係なパチンコ本にあっさり鞍替えする。エネルギーと探究心は満ち溢れ、行動力の塊みたいなのに、自分のやりたい事が分からない。人のやりたい事ばかり興味が湧いてしまう…。
どんどん自分を見失う末井昭氏の姿は滑稽に映るけれど、とてもじゃ無いけど笑い飛ばせはしないです。彼が笑われるのなら、自分の姿なんて惨め過ぎて同情の涙を誘ってしまうかもしれない。彼がポケットからばら撒いていた小銭を言い訳しながら拾いに行くのが私なので御座います…。

基本、時系列通りで、要所要所に母の記憶が挿入される作りです。悲惨すぎる工場労働時代も、鬱屈した青春時代も、適当過ぎる刑事との遣り取りも、グラビア撮影の胡散臭さも、全てがストレートに面白過ぎる!一言で言えば“時代が出鱈目”。
社会から愛嬌も融通も寛容さも、眼鏡の曇りと共に完全に吹き飛んだ現代に生きる者からすると、如何に猥雑だろうが有害だろうが、昭和の混沌が眩しくてなりません。?reiwa?何??

好みの差も有ると思いますが、個人的には冨永監督のショットの的確さに完全にノックアウトされてしまいます。センスのバケモン。心地良過ぎて本当は3時間でも4時間でもずっと観ていたいのだけど、そんなダラダラ撮れるものでは無いのでしょうね。
言わずもがなですが今回も劇伴完璧。シーンより先に曲が心に入り込み、見事に映画をリードしています。
もはやヒキョーとも思える存在感の榎本佑を始め、役者陣は皆素晴らしい。あっちゃん今回も不思議な存在感のミス・素っ頓狂。峯田もお得意の役柄で安定。ムラジュンどんどん良い役者になってますね。松重豊には笑い殺されるかと思いました!

あー、楽しい。切ない。楽しいなぁ。まあ、滅茶苦茶人を選ぶ作品だと思いますので、未見の方は色々レビュー等あたってからご覧になるか決められると良いと思います。“fuck”や“シバラマ”よりもダイレクトに響く超強いワードに腰抜かしますよ。個人的にはもう最高でした!!!


おっと、わざとらしく書き忘れてしまいましたが、…菊地成孔さん。私、彼のこと一番格好良くて話の面白い日本人男性だと思っております。メインワークの音楽に関しては…正直良いリスナーとは言えませんが、彼の作ったものしか聴きたくないって時が確実に有って、例えばこの作品を観てる時。
遂に逃げきれず役者デビューと相成った訳ですが、…ほぼ素ですな、こりゃ。全然こんなイメージだもん。菊地さん緊張する事なんてあるんだろうか?前の奥さんと話す時とか?
超カッコ良いtattooもビシッと拝めましたな。50代過ぎてtattoo入れる人はやっぱり根本が違うぜ!シラフとかくだんねぇ事言ってんなよ。

私の愛したtbsラジオから、菊地成孔が消え、ピエール瀧が消え、深夜の馬鹿力もそう遠くないうちに終わり(代わりに橋○○史が幅を利かす)、遂にはAM停波というこの時代の転換期に、私の様な原生生物風情の身の置き場などある筈もございません。reiwaでもsinzouでも好きに呼びゃあいいじゃねえか。時間なんてただの目盛りだよ。…よし、ちょっとダイナマイト持ってきて!!
タイトルからもっと明るい(コメディータッチの)映画なのかと思っていたが、全然違ってなんかシリアスで予想外だった。
幼いころに母親が不倫からダイナマイト心中した末井昭の半生が描かれた自伝的小説が原作。
過激な昭和の文化史の一端といった内容で、なんか懐かしい部分が多々あった。
写真時代のアラーキーとか懐かしすぎる。
いかに昭和の最先端のエロ雑誌が消えていったか、ほぼほぼノンフィクションだろう。
柄本佑、前田敦子、三浦透子、尾野真千子、村上淳とキャストの顔ぶれが良くて演技もいい。
特に三浦透子が可愛くてきれいで演技もよかった。
昭和のスキャンダラスな雰囲気が漂う映画だった。
みすず

みすずの感想・評価

4.0
兎にも角にもキャスティングがベストすぎる。
70〜80年代の空気感を違和感なく嘘っぽくなく映し出しているのは全てキャストの素晴らしさ故。
柄本佑は本当逸材。
乾いた笑いの狂気よ。
色のない・笑っているのに笑っていない目が出来る俳優さんをわたしはとても信頼するのですが、佑さんはまさにそれです。

だがしかし、かなりエロエロなので苦手な人はどうかな?と思いますが、わたしはすごく好き。
クソしょうもない事をクソ真面目に突き進めてゆくどうしようもない人間たちが可笑しくも可愛い。
末井青年が表現したかった“情念”はとても切なくて歯痒くて。
ダイナマイト心中した母を心のどこかで一途に想い続ける末井の純粋さが酷く痛々しく滑稽で、でも引き込まれる。
こんなサブカル青春をわたしも送りたかったなぁとしみじみ思った。
昭和の不自由で自由な感じ、いいなぁ。
グッドストライプスで大注目していた中島歩くんが出ていてびっくりしました。やっぱりいいな。
そして華を添えてくれる若葉くんや松重さんの存在。
忘れてはならないのが三浦透子ちゃん。ハァハァの時にもすごいなと思ってたけど、大人になった透子ちゃんの演技は秀逸。

エンドロールの尾野真千子と末井さんのデュエットまで完璧です。

にしても、これが実話に基づいたフィクションてのがすごい。
IKIYUICO

IKIYUICOの感想・評価

3.5
「芸術ってそういうことなの?」
「愛してたって孤独な時もあるよ」
yumemi

yumemiの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

芸術は爆発だと言った人がいるが、僕の場合は母親が爆発した。


列車の窓ガラス越しの柄本佑のカットが好きだったなあ。

「母親の心中、売りにしちゃえば?」
って言った編集長。凄く嫌味がこもってて、腹が立った。そーゆーことじゃないでしょって。
唯一のお友達が編集長に向かって大声で「あんなつまらない奴に言われたこと、気にしちゃだめだよ」って言ってくれたの、救われたよね。


いや…ゆうこちゃん!変わりすぎでしょなにがあったの!?
店の店長が気持ち悪すぎた。


ちょっとまだ途中までしか見れてないからここまで。
げんき

げんきの感想・評価

4.8
エンドロールで流れる尾野真千子の歌声が良すぎる……騙されたと思って聞いてほしい…。youtube有。
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