松波庄九郎

素敵なダイナマイトスキャンダルの松波庄九郎のレビュー・感想・評価

3.5
母親が隣人の息子とダイナマイトで心中したという強烈な過去を持つ青年が、看板のデザインを皮切りに男性雑誌の編集長になるという自伝をもとに作られた映画。
主人公が編集長を務めた「写真時代」は、1980年代初頭に創刊されて荒木経惟の写真を中心に、糸井重里や南伸坊らが執筆をしていた。
主人公はやる気があるのかないのかよくわからないが、才能と時代がマッチしたのだろうか。
尾野真千子の妖艶さと、三浦透子の狂気が印象に残る。