リッジスカイウォーカー

バック・トゥ・ザ・フューチャーのリッジスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

5.0
僕の人生で観てきた映画の中で永遠のNo.1!
バック・トゥ・ザ・フューチャー!!

このタイトルの響きもカッコいいし、劇中何回もこのセリフが出てくるたびにウキウキする。

小学生だった頃、テレビでやっていたこの作品を観てから、僕は映画の虜になりました。
この作品に出会わなければ、多分こんなに映画にハマることはなかったんじゃないかと思う。

昨日金ローで久々にやっていたようで、Twitterに踊るバック・トゥ・ザ・フューチャーのツイートあれこれを観て嬉しくなり、僕も久々にDVDを開き再鑑賞しました。

かれこれ10回以上は確実に観ていると思います。面白い。何度観ても最高。

なぜこんなにもハマったのか。

もちろん物語のコミカルさと軽快さという単純な楽しさはあるのですが、張り巡らされた伏線の多さと見事なまでの回収。過去・現在・未来は繋がっており、血脈も含め受け継がれるけど、それは変えることが可能であるというひたすらに前向きなメッセージにあると思っています。

伏線回収は発見するたびに面白いんです。
小ネタが散りに散りばめられており、そこまで回収する!?っていうくらいあるんです。
昔はそれが雑誌で特集されていて、読んでビックリしては映画を見返すということをやっていましたw

そしてこれが一つの作品で回収するんじゃなくて、3作品を通して回収するという凄さ。

もし1作目を始めて観た方、1作目しか観ていない方は全シリーズ観てほしいです。

練られたストーリーに舌を巻くこと間違いないですよ。

そしてタイムトラベルの疑問と面白さを凝縮し、もし自分の両親の若い頃と出会ったらどうなる?という素朴な疑問を膨らませているところが好き。全人類に関係ありますしね!観ながら自分の親はどうだったんだろうか?って思うこと受け合いです。

未来の人間が感じる時代ギャップも面白い。普通は若者に対しておじさんたちが感じることですが、それが逆転してますからね。

現在に起きていることは過去とどんな繋がりがあるのか、過去に起きたことが未来に様々な影響を及ぼすというのもわかりやすい。

両親が結婚しなければ存在が消えてしまう!ということを写真でうまく表現しているし、ビフとの関係が逆転することで幸せな未来が訪れるエンディングはもう痛快で最高ですね。

なによりすごいのは映画で to be continued...って出るところ。

続くって言い切っちゃう続編ありきの映画ってすごい!!

しかもそれがワクワクするような続き方なんです。

果たして一体どうなるの!!?

この興味を強烈に残したまま続く、これには当時悶絶しまくりましたw


マーティが父親と向き合うことで、自分と同じ悩みを抱えていることに気づくところも良い。

自分が抱えてる悩みは自分だけじゃないことがわかるし、諦めずに行動することによって変えられるというポジティブさが良いんですよね。


現在では否定されたギター演奏も、魅惑の深海パーティで思う存分に披露。

Johnny B Goodeが最高カッコいいんです。

そうそう。この作品、使われてる音楽も素晴らしいんですよね。

チークタイムで演奏されるEarth Angel。

テーマ曲のBack in time、The Power of Loveは今聴いても最高なので、たまーに聴いています。

自分が音楽を好きになったのも、前向き思考でいたいという気持ちも、全部マーティというキャラクターから教わったような気がします。

自分という性格の一端を、おそらくこの映画が作ってくれたと思います。

いろんな作品を観てきましたが、このストーリーの無駄のなさ、今観ても新たな発見があるという喜びがあること、そして自分の人生に多大な影響を与えたこと。

子どもの頃にどんなストーリーに触れるかは本当に大切なことだなぁと思う。


どんなにたくさんの映画を観ても、この体験が上回ることなく今に至っています。


だからこそ、BTTFは永遠のNo1なのです。