ひたすら不気味なシャールクカーンが良かった。チャーミングでかっこいい部分もちらついてるせいでより一層ヒトコワ系ヴィランになっていた。
スターになる前の作品だけど狂気とカリスマで完全に主役のサニーデオールを喰ってた。シャールクカーンの映画として観たせいか、主役カップルのロマンスは少し冗長で退屈に感じてしまった。それでもふとした時に恐怖を煽るシャールクカーンの演出は下手なホラーよりずっと怖かった。

うわっ、この映画登録されてたの？

シャー・ルク・のストーカー三部作の一本ではないか。

シャー様のストーカー演技は言わずもがな、ヒロインのジューヒーのダンスの程よい楽しさ、美しさと当時は大スター（今も多分？）のサニー・デーオールーのおっとりとした間抜け面が可愛いい♪

これの主演、サニーとジューヒーですよね？

サニーは完全にストーカー役のシャー・ルクに食われておりました。

音楽とダンスシーンはとにかく印象的なのよね。

ジューヒーは古典舞踊そこそこ踊れて、リアリティーショーでマードゥリーの前では、「私なんて〜」的に謙遜してるのを見たりしますが、映画映えという点では負けていないと思う。ダンスシーンのクリップだけでも一見の価値ありです。

ジューヒーはこの頃ぽっちゃりで今はスリム。マードゥリーはその逆ですね。

「キ、キ、キラン」は流行語になっていたけれど、不気味を通り越して爆笑ものでした。

結婚式とホーリーのダンスシーンがすごく良かったのだけれど、どちらも妄想ではないと思う。

ヤッシュ・ラージ・フィルムズはこういう微妙なネタ扱って娯楽映画に仕立てる匙加減が本当に上手いなあ〜

若きシャー・ルク・カーンのストーカー…アブナイ感がすごいw
いろいろあったけどこうなるわな、ともかくヒロイン解決してよかった…と思ったところに
最後にヒロイン家族が「キ、キ、キ、キラン！(大爆笑！」ってので
なんだかちょっとムカついて
一気にシャー・ルク・カーンへの同情心UP＆ヒロインsageとなった記憶w

同じストーカーものなら後年の『FAN』のほうが好みですw

最新作「PATHAAN／パターン」でネタとして使われてたので
思い出して書いてみましたw