このレビューはネタバレを含みます
特にサブタイトルもなく「新」とかも付いていない。
この作品が、これまでのシリーズ、延いては時代を塗り替えるのよ!これがスタートなのよ!という気合をビシビシ感じました。
監督のエリザベス・バンクスが脚本・製作・出演の4役を担ってるのも意気込みにおける説得力があります。
本国アメリカでは興行も評価もイマイチだったようですが…
個人的にはラスト2箇所くらい気になったけど、面白かったです。
痛感アクションガールズムービー!なのは言うまでもないのですが、今回は"エンジェル=女性"の描き方、認識?のアップデートが半端なかった印象です。
性別や人種に関する扱い方に時代を感じます。もちろん良い意味で。程良いテック感も含め、ユニバーサルなトレンドが盛り盛りなのも良かったです。ちょっと過剰だなと思ったところもあるけど、良いエンタメ映画でした。
新宿で夜遅めの回を観たのですが、20代くらいのカップルや、お一人様の男性も多く見受けられました。男性の感想が気になる……
帰り道で映画のことを思い出していたら「格闘技を始めよ」という啓示を受けた気がするのですが、気のせいでしょうか。気のせいですね。