フェミニズム志向を高めようとしすぎた結果、チャーリーズエンジェルのケレン味そのものが否定されてしまった上に思想的にも間違ってしまってとても残念な仕上がりになってしまった。
説教くさいのは良いのですが、作品から読み取れるメッセージが歪んでしまっている。
そもそもこの作品に通底するのは、シーンやキャラクターの一貫性を否定して単体のシーンが説明的であればいい、ということなので、映画の作りとして間違っているわけです。
結果的にアクション映画として残念な上に、フェミニズムとしても正しくない(少なくとも私は適切なメッセージを発信しているとは思えない)ので、端的に言えば作る必要ありましたか?と思わずにはいられないのです。