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さよなら、僕のマンハッタンのnabeのレビュー・感想・評価

3.7
最後にきちんとオチがあり、ほろりとする。

監督は
500日のサマーやギフテッド、
アメコミだとスパイダーマン(アンドリューガーフィールドの)で有名なマーク・ウェブ。
ただ私的には大好きなバンド、My Chemical Romanceの最高なPVであるHelenaを最高に仕上げてくれた最高な人だと思ってます。
めちゃくちゃかっこよくて、お洒落なんです。誰か知らないかなあ。(ちょっと不気味なのとバンド自体が割と激しめなので苦手な人は苦手かも)

と話が脱線しましたが、今作もやはり見せ方がお洒落で、人間の寂しさを描くのがすごく良い。

主人公はなんだかヒョロヒョロとした文学少年のプーなんですが、
他者との関係を通じて、自分のアイデンティティを最後は色んな意味で確立できたのではないかと思ってます。

こんな台風の中見に行ったせいなのか、自分の状況のせいなのか、
なんだか自分とは、とかなんだか寂しい気持ちになりながら帰宅。。。
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