tanuusagi

さよなら、僕のマンハッタンのtanuusagiのレビュー・感想・評価

3.8
えーそんな20時台の時代劇みたいなストーリーありー!?と多少動揺したけれど。

でも。

トーマス、ミミ、ジョハンナ、W.F、ジュディス、イーサン…それぞれの胸の内のさざ波を全員分我がもののように感じてしまえるところとか、20代前半の毒気のある鋭敏さとそれ故の愚鈍さを愛情深く描いてるところとか、しみじみとした味わいのある大人の映画だなぁという感じで、好きです。

最後のピアース・ブロスナンの表情には、泣かずにはいられませぬ。
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