バナンザ

さよなら、僕のマンハッタンのバナンザのネタバレレビュー・内容・結末

1.7

このレビューはネタバレを含みます

浮気、嘘、経験の浅さを混ぜた映画だった。
ニューヨークの若者を表象しつつ、世代を対比させることで、若者のイメージを作り上げている感じがした。

映画全体に漂っていたシックな色調が物語の哀愁を大人の世界と結びつけている。
また、作家の洞察力にも目が向けされている。

後半では、母の変わらない思いにトーマスが触れるとともに父とも関係を保とうとし、作家としての夢に向かっていることから、物語の終わりにはトーマスの成長が表現されているように感じた。
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